2016.05.05 東武日光線

きりふりを撮影した後もそのまま待機。次の狙いは1819Fを使用した臨時快速。
こいつは何度か撮影する機会があったが、天候にも腕にも恵まれず今まで勝負を持ち越し続けてきた。
そして、この日がまさに春の陣最終日。バリ晴れの中残留しない理由など見当たらない。
日もすっかりと傾き、切り位置をシビアにしていた電柱の影も手前に移動してきた。
新大平下発車時刻を過ぎ、下り電車が通過し、臨戦態勢に移る。先ほどのきりふりとは比べ物にならないほどの緊張感。
奥のほうから真っ赤なボディーが見えてきて路線は違うが元エースの風格は存分に伝わる。
ファインダーに収まり戦意と緊張感は最高潮の中シャッター切った。

東武日光線 静和ー藤岡
5058列車
1800系 1819F*6輌

2016.05.05 東武日光線 特急きりふり

私事ながら4月から勤務体系が変わり、カレンダー通りから交代勤務となった。
夜勤明けなどをうまく使うことによって鉄をする機会は増えたと思ったのだが、意外な弱点が潜んでいた。

世間は休日でも勤務だったりすることがあるため、休日限定の臨時特急などが非常に撮りにくくなってしまったのだ。
これはGWでも例外とは言えず、実際にGoldenの"G"の字もなかった。

中間3連休の最終日でもある5日。この日は前日の夜勤明けに続き公休。
外はドバリ晴れ。これは外へ出るしかない。どうせなら休日にしか撮れないものを。ということで1800や去就の怪しくなった300/350を仕留めに一路東武日光線を下ることにした。

特に下調べをせず駅間と線路の走る方角を勘定に入れてシラミ潰しにロケハンを重ねているとすでに同業者がチラホラと顔を出している。先客の邪魔にならぬように三脚を据える。ここは好みでもある中望遠のローアングル。
架線電柱の影をかわせるように両端を調整しつつ構図を決める。

ある程度構図が決まり一息ついたころ、遠くからスペーシアとも快速列車とも違うライトが見える。こいつは・・・300だな・・・
車内設備の簡素さからか、だいぶ活躍の場が狭まってしまった名脇役こと300のきりふりがトップスピードで駆け抜けていった。

東武日光線 静和ー藤岡
1294列車 特急きりふり294号
300系 3**F 6輌